どうも、Met(@met_hell)です。
最近ちまたで話題の料理宅配サービス「Uber Eats」。
街を歩いていると緑バッグの配達員を見かけることも珍しくありません。
わたしもたまに利用しますが、便利なだけでなくドライバーの様子がリアルタイムで見れるなど謎のワクワク感がありますよね。
Met
そんな中、バイトレビューのをやっている私にも「Uber Eatsの配達をやってみてほしい」という要望を多くいただきました。
ちょうどリスナーさんからママチャリをいただいたところなので、今回はUber Eatsの配達に初挑戦してみようと思います!
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Uber Eats配達パートナーはとにかく”自由”らしい
Uber Eats配達をするにあたって、イチバンの魅力といえるのは「働きたい時に働ける」ということでしょう。
事前にシフトを決めておく必要がなく、配達パートナーとして稼働したいと思った時にアプリをオンライン状態にするだけで勤務が開始できます。
柔軟なスケジュールが組めるのはもちろんのこと、その日の気分に合わせて出勤するかどうかを決められるのはイイですね。
Met
個人的にはいくら時給が高いバイトといえど、このメリットには代えられないんじゃないかと思います。
なんせ気分屋なもんで・・・。
パートナー登録するで
Uber Eats配達を始めるために、まずはドライバーとして登録をしましょう。
大まかな流れとしては以下の通り。
- Webやアプリからアカウントを作成する
- 顔写真と身分証の画像をパートナーセンターに送信する
- Uberドライバーアプリをインストールする
- パートナーセンターに行って説明を受け、配達用バッグを受け取る
- 銀行口座を登録する
順に詳しく説明しましょう。
1. Webやアプリからアカウントを作成する
まずはドライバー登録用サイトからアカウントを作成しましょう。
指示どおりに名前やメールアドレス、電話番号などの情報を入力していきます。
紹介コードがある場合はココで入力しておく必要があります。
UberEatsの料理注文アプリを利用している方であれば、アプリ内からドライバー登録ができます。
一番右タブから「UBERで配達をしましょう」をタップします。
今回は自転車での配達をしたいので、バートナー提携方法は「自転車で配達」を選択します。
そのほか原付やバイク、事業用軽自動車での配達ができるようですね。
ただ稼働時に使った燃料代は実費なので、その点は注意が必要です。
Met
2. 顔写真と身分証の画像をパートナーセンターに送信する
Webで登録する場合は、アカウント登録と同時に顔写真と証明書の画像をパートナーセンターへ送信できます。
まずは顔写真を撮っていきましょう。
背景は白で、顔がしっかりと見える写真でなければ取り直しさせられます。
Met
つづいて身分証の写真を送信していきます。
わたしは免許書を持っていないので、パスポートの写真を撮影して提出しました。
顔写真と身分証の画像が送信できたら手続きは完了。
パートナーセンターから画像が承認されるのを待ちます。
とりあえず自分で行うWeb上での作業は、コレですべて終わりました。
審査が完了するまでは「審査中」というステータスが表示されます。
承認されるまで時間がかかる場合もありますが、かまわず次のステップへ進みましょう。
Met
3. Uberドライバーアプリをインストールする
実際にUber Eats配達パートナーとして稼働するときに使用するアプリをインストールしておきましょう。
マイページから「アプリを入手する」をタップします。
Android端末であればGoogle Play、iOS端末であればAppStoreのアプリページが開きます。
そこからUberドライバー用のアプリをインストールしましょう。
アプリページが開かない方は以下のリンクからどうぞ。
起動するとログイン画面が出てきます。
先ほど作成したアカウントでサインインをしてみましょう。
というかココからでも登録できたみたいですねw
サインインが完了すると、このような画面が出てきます。
コレがまさに、Uber Eats配達パートナーとして稼働するときお世話になる地図ということですね。
「出発」ボタンを押すとオンライン状態にできますが、まだドライバー情報が完全には登録されていないので雰囲気だけ楽しみます。
Met
4. パートナーセンターに行って説明を受け、配達用バッグを受け取る
Web上でのアカウント登録ができたら、いちどUber Eatsパートナーセンターへ訪れる必要があります。
近くのUber Eatsパートナーセンターがいくつか表示されるので、最寄りのオフィスを選びましょう。
わたしは大阪市に住んでいるので、大阪のパートナーセンターを選びます。
行きたいパートナーセンターを選ぶと、Googleマップが起動して地図が表示されます。
あとは空いている時間にパートナーセンターを訪れるだけ。
さっそく行ってみましょう。
大阪のパートナーセンターがある心斎橋に来ました。
配達に際しての説明を聞くほか、配達用のバッグといくつかの資料を受け取ります。
行く前はすこし緊張しましたが、まったく面接というカンジではなかったですね。
Met
オフィスが閉まる19時ギリギリに滑り込んだものの来訪者が多く、自分の番が回ってきたのは20時を過ぎてからでした。
それでもスタッフはしっかり対応してくれたので、ありがたい限りです。
ということで無事、コチラの配達用バッグをもらってきました。
わたしが訪れた時には、以下の3種類から1つが選べました。
- よく見る緑のバッグ(軽くて女性に人気らしい)
- 2Wayタイプの黒いバッグ(小バッグがついており商品に合わせて使い分けられる)
- 変形タイプの黒いバッグ(大きな商品を運ぶ場合は変形できる)
わたしが選んだのは2Wayタイプの黒いバッグ。
Uber Eatsのバッグといえばでかくて目立つイメージですが、使わないときはコンパクトに折りたためます。
バッグの中には仕切りのついた小型バッグも入っており、小さな商品を入れるときでも揺れたりせず安定した状態で運ぶことができます。
たいていの商品は小型バッグの中に収まるサイズなので、このタイプであればほとんどの商品には不安なく対応できますね。
ただし小型バッグだけで配達するのはダメらしく、常に大と小のバッグ2つとも持っておく必要があるとのこと。
5. 銀行口座を登録する
最後に報酬を受け取る銀行口座を登録しましょう。
バッグと一緒にもらってきたガイドブックを参考に手続きをすすめます。
ネット銀行やりそな銀行は利用不可ということで、ふだんジャパンネット銀行や楽天銀行を使っている私は困りました。
また海外から送金する関係で、手数料のかからない三井住友銀行や三菱東京UFJ銀行の口座が推奨されています。
わたしはたまたまサラリーマン時代に作っていた三井住友銀行の口座があったので、コイツで登録しました。
以上でUber Eats配達パートナーとして稼働するための準備はすべて整いました。
Met
さっそくUber Eats配達はじめてみるわ
稼働の準備ができたとうことで、さっそくUber Eats配達に挑戦してみましょう。
Met
Uber Eats配達に必要なモノ
Uber Eats配達パートナーとして稼働するためには、最低限必要なモノがいくつかあります。
言わずもがな準備しておくのは以下のとおり。
- 配達用車両
- スマートフォン
- Uberドライバー用アプリ
まぁココまでの手順を進んできた方なら大丈夫だと思いますw
また、持っておくと便利なのは以下のグッズです。
- 自転車用スマートフォンホルダー
- 穴あき手袋
- モバイルバッテリー
この3つについて詳しく紹介します。
自転車用スマートフォンホルダー
料理を受け取る店や配達先はスマートフォンのアプリから確認しますが、もちろんスマートフォンを片手に自転車を運転するわけにはいきません。
ということで、まずはスマートフォンを自転車に固定するホルダーを用意します。
わたしはリスナーさんから「BoneikeTie 2」をもらいました。
コレだと着脱がカンタンなので、自転車を離れる際のタイムロスも少なくて済みます。
穴あき手袋
冬場に自転車を運転する場合は、必須なのが手袋ですよね。
しかしスマートフォンの操作を頻繁に行う必要があるので、指先に穴が空いたモノがオススメです。
指先まで布で覆われている「スマホ手袋」などもありますがスマートフォンを操作するときの煩わしさがつきものなので、やはり直接タッチできるに越したことはありません。
最初は家にあった手袋の指先をカットして使っていましたが、ほつれてきたのでちゃんとしたものを買いました。
現在使っているのは、以下のような指先を隠すこともできるタイプの手袋です。
モバイルバッテリー
配達にはスマートフォンを使うということで、バッテリー切れは致命的です。
いざという時のためにモバイルバッテリーは準備しておきましょう。
実際に稼働してみた
使う車両はこのピンクのママチャリです。
リスナーさんがお年玉に買ってくれましたw
Met
さっそく配達を始めてみましょう。
下のほうにある「出発」という青いボタンをタップするとオンライン状態になります。
こうすることで商品の配達依頼を受け取れるようになります。
地図上に青く表示されている「1.9×↑」という数字は、そのエリアにおけるブーストの倍率です。
ブーストというのは曜日や時間帯、天候などによって変わる報酬の上乗せ制度です。
土曜日や日曜日、ランチタイムやディナータイム、悪天候のときなど注文の増加が予想されるときにブーストが上がるようですね。
また都市部に行くほどブーストが高いので、なるべく都心で注文が受けられるように移動します。
20分ほどウロチョロしていたところに初めての配達依頼が入りました。
表示されている時間は、現在地から商品を受け取るお店までを車で移動したときの時間を表しています。
時間の下に書かれている数字は、適用されるブーストの倍率です。
Met
この配達依頼を受けたい場合は丸いバッグのマークをタップすればオッケー。
もし受けたくない場合は依頼を拒否することもできますが、拒否の回数が多くなると注文が入らなくなることもあるそうです。
注文を受けたくないという状況ならば、アプリをオフラインにしておくことをオススメします。
配達依頼を受けると、商品を受けとるお店がGoogleマップで表示されます。
この地図をたよりにお店へ向かって商品を受け取りましょう。
今回はなんばから天王寺ということで、およそ5分ほどの移動でした。
訪れたのはあべのhoop内にあるマクドナルド、こちらで実際に注文された商品を受け取ります。
Uber Eats配達用アプリで通知されたコードを店員さんに伝え、商品を受け取りましょう。
ちなみにUber Eats配達パートナーがお店から料理を受け取ることを「ピック」というそうです。
注文が入った時点でお店も調理を始めているので、ピックしにきた時にはすでに料理が準備されているということも多いですね。
アプリ上でビック完了のボタンを押すと、つづいて料理の配達先が表示されます。
「NAVIGATE」をタップしてふたたびGoogleマップを起動し、配達に向かいましょう。
目的地に到着したら商品をわたし、アプリ上の配達完了ボタンを押すことで配達が完了します。
配達が終わってから数秒後には報酬が反映されました。
今回の配達では411円を稼げたようです。
報酬の内訳も詳しく見ることができます。
注文が入ってから配達が終わるまでの時間は18分32秒、ピックした場所から商品を届けた場所までの距離が1.46kmとのこと。
およそ20分で400円ですから時給1,200円以上と考えればイイ気もしますが、そうタイミングよく注文が入るとは限らないのが難しいところですね。
Met
※報酬は時間、地域、
その後も配達をつづけます。
やっているうちに気づいたのは、Googleマップでの案内が完全に車用であるということ。
自転車で通れるものの車では通れないところが正常に案内されません。
土地勘はもちろんのこと、柔軟に地図を読みとる能力も必要ですね。
かなりの距離を移動する注文も多く、約5kmで750円ほどが稼げました。
時給1400円越えですが必死でママチャリを漕いだわりには微妙な数字です。
帰りの移動まで考慮すると、逆に損してると言ってもイイんじゃないでしょうかw
同時に2件の注文が入りました。
同じ店で商品を2つピックして、それぞれの配達先に届けるという流れみたいですね。
せっかくなので挑戦してみます。
1時間ほどをかけて2件の配達を終えましたが、報酬は742円とまさかの結果に。
もちろん配達距離が長いほど報酬は高くなるのですが、2件同時配達のばあいは1件目と2件目の距離がすべてカウントされるわけではないようです。
オマケに注文から1時間後の配達となったために低評価までつけられました。
Met
1日配達してみた結果
1日配達してみた結果、2,202円を稼ぐことができました。
詳細を見てみましょう。
稼働した時間は4時間17分、配達件数は5件でした。
時給500円ほどということで「全然稼げへんやんけ!」とツッコミを入れたくなりますねw
しかし今回は初めてだったということもあり、注文がとれるエリアを見抜くのに時間がかかってしまったのが敗因です。
慣れれば時給1,000円以上は硬く稼ぐことができると思いました。
Met
Uber Eats配達パートナーの報酬ってどうなっとるん?
なんとか無事にUber Eats配達の稼働が終了。
ただ報酬についてはガッカリする点が多かったところ。
実際にUber Eatsの配達はどのような計算で報酬が決まっているのか、詳しくみてみましょう。
Uber Eats配達の報酬計算方法
Uber Eatsの配達1件あたりの報酬は、以下のように計算されます。
距離(km) × 距離料金 + 受け取り料金 + 受け渡し料金 − 手数料 + インセンティブ
さらに以下の4つについては、エリアごとに料金が変わります。
- 距離料金
- 受け取り料金
- 受け渡し料金
- 手数料
Met
わたしが稼働している大阪エリアの料金と、計算方法は以下のとおりです。
【大阪エリアの料金計算方法(2019年2月現在)】
距離料金 → 45円
受け取り料金 → 136円
受け渡し料金 → 63円
手数料 → 5%
距離(km) × 45円 + 136円 + 63円 − 5% + インセンティブ
※現在は以下のように変更されています。
【大阪エリアの料金計算方法(2019年7月現在)】
距離料金 → 60円
受け取り料金 → 215円
受け渡し料金 → 105円
手数料 → 10%
距離(km) × 60円 + 215円 + 105円 − 10% + インセンティブ
「インセンティブ」というのは、ブーストとクエストによる上乗せ料金の合計金額です。
ボーナスみたいなもんですね。
それぞれ詳しく紹介します。
ブースト
地図上に青く表示されている数字が、そのエリアにおけるブーストの倍率。
数字が高いエリアほど、配達をしたときに上乗せでボーナスがもらえるという仕組みです。
この数字は曜日や時間帯、天候などによって変動します。
土曜日や日曜日、ランチタイムやディナータイム、悪天候のときなど注文の増加が予想されるときにブーストが上がるようになっています。
また都市部に行くほどブーストが高くなるようですね。
クエスト
クエストというのは配達した回数に応じてボーナスがもらえるシステムです。
これもブーストと同様、曜日や天候によって内容が変わります。
よく「Uber Eats配達はゲーム感覚で楽しめる」なんて言われますが、それはこのクエスト制度によるものではないでしょうか。
Met
実際に配達してみてわかったメリットとデメリット
しっかり稼ぐためにはまだまだ慣れが必要ですが、すこし働いてみただけで多くの情報を得ることができました。
とりあえず初回稼働でわかった、Uber Eats配達のメリットとデメリットをまとめてみたいと思います。
Uber Eats配達のメリット
わたしがUber Eats配達パートナーとして稼働してみてわかったメリットは以下の3つ。
- 働きたいときに働ける
- 勤務中に人の目が無い
- 報酬が週払い
それぞれについて詳しく説明します。
1. 働きたいときに働ける
事前にシフトを設定しておく必要がなく、その日の気分で働けるというのは何よりものメリットだと思います。
どんなに割りの良いアルバイトであっても、だいたい前日にアポは取っておくのが基本ですよね。
「明日はアルバイトに行かなきゃ」というストレスはかなりのもので、勤務内容がわからない日雇いバイトであればなおさら。
しかしUber Eatsであればシフトに縛られることがありません。
「雨だから働くのをやめる」なんてことも余裕でできます。
Met
2. 勤務中に人の目が無い
Uber Eats配達パートナーとして稼働しているときは、もちろん1人での行動となります。
コチラが評価されたり現在地の情報が注文者に送られるシステムはあるものの、物理的な監視がないという開放感はたまりません。
勤務前だけでなく、勤務中のストレスも少ないのはオススメできる点ですね。
3. 報酬が週払い
Uber Eats配達パートナーの報酬は週払いとなっています。
普通のアルバイトに比べると、急な出費にも対応しやすいのが魅力ではないでしょうか。
報酬が振り込まれるスケジュールは以下のとおり。
月曜日 → 売上締め
火曜日 → 明細確認
水曜日〜日曜日 → どこかで振り込み
Uber Eats配達のデメリット
わたしがUber Eats配達パートナーとして稼働してみてわかったデメリットは以下の3つ。
- 注文が受けられる保証がなく、日々の収入が安定しない
- 依頼を受けた時点では配達先がわからず、終了時間が読めない
- 多く稼ぐためには、多く動き回らないとならない
それぞれについて詳しく説明します。
1. 注文が受けられる保証がなく、日々の収入が安定しない
Uber Eats配達パートナーとしての収入は、いわずもがな配達した数で決まります。
しかし配達依頼を受け取るには、注文が入った店の近くにいる必要があるとのこと。
もちろん注文が入るかどうかなんてわかるわけもないので、ある程度の予測でしか日々の収入はわかりません。
また天候やイベントによっても注文数がかわるので、ほぼ運ゲーと言ってもイイんじゃないでしょか。
場合によっては最低保証としてインセンティブがもらえることもあるそうです。
まだわたしはもらえたことがないので、もし今後もらえることがあればブログで紹介します。
Met
2. 依頼を受けた時点では配達先がわからず、終了時間が読めない
コチラは依頼が飛んできた時の画面です。
ピック先までの移動時間とブースト倍率は表示されていますが、ピックしてからの配達先については情報がありません。
つまりピックをしてから料理をどこまで配達するのか、どのくらいで配達を終了できるのかということが注文を受けた時点ではまったくわからないワケです。
Uber Eatsではよく「スキマ時間でも自由に働ける」という謳い文句を耳にしますよね。
しかし自転車を使った配達では1時間ほどかかる注文もザラにあり、しかもそれが注文を受けた時点ではわからないという始末。
これでは「◯時までには確実に稼働をやめたい」というような状況でUber Eats配達をするのはリスクがありますよね。
多く稼ぐためには、多く動き回らないとならない
フツーの仕事であれば技術を高めることで少しずつラクに稼ぎやすくなったりするものですよね。
しかしUber Eats配達パートナーとして高額を稼ぐためにはたくさんの注文を受けて、せっせと配達をこなす必要があるワケです。
もちろん先ほど説明したように注文がとれるかどうかは運のようなところもありますし、なにより体力が必要です。
将来的なことを考えるとUber Eats配達は専業として行うのではなく、あくまでお小遣い稼ぎなど一時的なものとして考えるのがイイんじゃないかと思います。
まとめ
Met
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