【ミニマリスト】崩壊と発展…江戸から学ぶ変化への向きあいかた【崖っぷちニートの学び】

どうもMet(@met_hell)です。

またまた面白いテレビ番組をみつけました。

それが、NHKスペシャルシリーズ「大江戸」です。

最新テクノロジーをつかって、江戸のあらゆる秘密にせまるというもの。

Met

西郷どんのあとにやってたな

その第3集である「不屈の復興!!町人が闘った“大火の都”」という回が、生き方のヒントとして興味深いものだったので紹介します!

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崩壊と発展を繰りかえす江戸

引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/明暦の大火

「不屈の復興!!町人が闘った“大火の都”」の回では、残された資料や地層をもとに江戸の大火事をひも解くというものでした。

かつての江戸では大規模な火災がおおく、そのたびに街が崩壊していたとのこと。

 

地層には建物の焼けあとがいくつも重なっており、その火災の頻度が見てとれます。

焼けあとは多いところで10層以上にもなっており、平均すると3年に1度のペースで火災が起きていた計算らしい。

Met

そんな所でよー住むなぁ

さらに当時の江戸は木造建築ばかりなので、もちろん火災の規模もかなりデカくなります。

いちど火がつけば街を焼きつくすほどの大火事になるということ。

 

3年に1度の大火事、「当時の人々はさぞ苦しんだことだろう」と思いますよね?

しかし不思議なことに、崩壊するたび街は大きく発展していったそうです。

100万都市と言われるほど、世界トップクラスの人口を誇っていたとか。

 

そんな凄まじい進化劇には、以下のような2つのポイントがあったんじゃないでしょうか。

  • 大きく成長するための”リセット”
  • 変化を恐れぬ”フットワーク”の軽さ

これらが生きるヒントにもなりえるということで、ひとつずつ詳しく紹介します。

「破壊すること」の重要性

1つ目のポイントが「大きく成長するための”リセット”」を不本意ながらも行なっていたということ。

 

なにかを得るということは、同時になにかを手放すことでもあります。

街づくりも例外ではなく、大きな発展には「大きな破壊」がつきもの。

江戸の場合は、大規模な火災によって「大きな破壊」が定期的に行われていたということですね。

 

なんでもコレと似たようなことが、中国でも起きているそうです。

今もなお著しい発展をみせている中国。

2016年に上海の短期留学へ行ったのですが、当時はいたるところが工事中でした。

Met

さすが発展途上国や

気になったので詳しい教授にイロイロきいたところ、つねに工事は行われているらしい。

というのも、中国の建築物は20年での建てかえを想定して作られているものが多いとのこと。

つまり20年で街がガラリと生まれ変わるということです。

 

江戸の大火災と同様、中国の街なみがドンドン進化している裏にも「破壊を前提とした建築による”定期的なリセット”」があったわけですね。

江戸や中国のように大きく成長をするためには、つねに”破壊”や”リセット”という選択肢を考えておくとイイんじゃないでしょうか。

変化を恐れぬ江戸っ子たち

2つ目のポイントが、たび重なる大火災によって人々が「変化を恐れぬ”フットワーク”の軽さ」を得たということ。

 

家が火災にあえば、家具や食料を失うことになってしまいます。

さらには3年に1度という頻度ですから、”蓄え”をもつことのリスクがかなり高まりますよね。

そんな環境から生まれたのが、「宵越しの銭は持たぬ」でおなじみの江戸っ子たちです。

 

お金の執着から解き放たれ、最小限のモノで身軽に世を生きようとする人々。

当時の江戸においても、合理的な考えかたとして受け入れられていたようです。

Met

まさに今でいうミニマリストやな

なにより興味深いのが、江戸っ子たちの火災に対する姿勢です。

当時の江戸では、家をぶち壊すことで火が燃え広がるのを防ぐという火消しの方法をとっていました。

もちろん自分の家が壊されることもあるわけですが、人々はためらいなく家を差し出したそうです。

 

それどころか当時の状況を描いた絵では、笑っている表情すらうかがえるとのこと。

まるでお祭りのような雰囲気。

火災を恐れるどころか、楽しんでいたのかもしれません。

 

ミニマリストも同様のことが言えるのではないでしょうか。

蓄えを捨ててフットワークを軽くすることには、変化に対する恐れをなくすことにもつながります。

江戸っ子の生きざまを見習い、自分の生活も考え直してみようと思いました。

まとめ

Met

ピンチをチャンスに変えるんや

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