どうも、Met(@met_hell)です。
会社を辞めてから、ブログや動画の関係で仕事をいただくことが増えました。
そのひとつに、ベトナム在住リスナーさん(@halruka)のブログ記事でつかう文字起こしをさせてもらうことがあります。
ビジネスや留学などさまざまな目的でベトナムに訪れた方へインタビューをするという内容なのですが、これが結構おもしろい。
そんな文字起こしを手がけた中に、わたしがすごく共感できる内容のインタビュー記事がありました。
せっかくなので仕事の報告がてら、記事を紹介したいと思います。
動画が表示されない方はコチラ
世界を旅する男にニートが共感
紹介するのは、世界一周の旅をしているという「ぬまっち」さんへのインタビュー記事です。
世界一周中の旅人、沼田基「ぬまっち」さんにインタビューしました!VIETHICH
文字起こしをしながら、自分の生活に当てはめてしまう部分がいくつかありました。
まったく面識はないんですがw
インタビューによると、ぬまっちさんは200万円ほどをもって日本を飛び出し、世界を回っている最中とのこと(2018年2月現在)。
退職金とかも合わせて合計200万円ぐらい貯めて、旅に出ました。
でも、使ってなくなっちゃって、オーストラリアのワーホリに行って、ちょっとお金を足して、それでも足りなくなってしまって旅しながら色々な国でギターを弾いてバスキングして、それで今まかなってるカンジです。トータル3年3ヶ月でいま900万円ぐらい使ってます。
(引用:http://viethich.com/a-wayfaring-man/)
世界一周の費用としては、1年で200万円ぐらいが相場だそうです。
しかしぬまっちさんの場合は3年以上ということですから、もちろん足りなくなりますよね。
さまざまな方法で資金調達をしながら世界を旅をしているとのこと。
そんな現役の旅人として、『日本にいるあいだに「これだけはやっておいたほうが絶対イイ」っていうことは、ありますか?』という質問に対する答えがコチラ。
応援してくれる人をたくさん作っておいたほうがイイですね。
例えばお金に困ったとか、強盗に襲われたとか、いろいろあるんですよトラブルが。そういうトラブルが起きた時に、無償で協力してくれるというか助けてくれるような。
イヤらしくそういうのを探すんじゃなくて、ホントみんなのおかげで旅ができていると思って、大切な人に感謝して、最初に「ありがとうございます」っていう気持ちをしとけば繋がりができる。友達作りがイイかなぁと思います。
(引用:http://viethich.com/a-wayfaring-man/)
「応援してくれる人をたくさん作る」という部分が、私の共感したところです。
だいたいこんな質問があると、スキルや貯金といった自分でいかに保険をかけるかという話が多いんじゃないでしょうか。
しかしココでは、困った時に助けてくれるような友達を作っておけと言ってます。
もちろん準備をしっかりするのは大事なこと。
しかし自力で解決するよりも素直に他人の力を借りたほうが、はるかにラクで大きな力を生んでいると感じます。
わたしも会社を辞めてから、たくさんの人に支援してもらいながら生きてきました。
いざという時に手を差し伸べてくれる方々のおかげで、大きな決断ができたこともあります。
実際ぬまっちさんの場合は、世界中に応援してくれる人がいるんでしょうね。
「住所不定無職3年間について不安じゃないか?」という質問に対しても以下のように答えてます。
けど、まぁなんとかなるんですよ結局!
お金がなくても、滞在している国でバスキングしたらお金がもらえたりとか、オーストラリアのワーホリみたいに1年2年そこにいて資金を稼いだりとか。けっこう大変だけどなんとかなるんです。
(引用:http://viethich.com/a-wayfaring-man/)
なんとかなるだろうと。
まぁ行ったことのない国へ訪れるわけですから、いちいち心配なんてしてたら進まないんでしょうね。
ただただ無謀なようにも見えますが、助けてくれる人が周りにいるという安心感あっての発言なんじゃないかと思います。
4月末に、3年9カ月の旅を終えて帰国されたみたいです。
もちろん日本にも出迎えてくれる方々がおり、人のつながりを感じる旅だったということが伝わってきますねぇ。
人を頼ることのムズかしさ
では「応援してくれる人をたくさん作る」には、どのような方法があるのか。
わかりやすいものならネットなどで発信力を高めたり、人脈を広げたりという方法があるでしょう。
しかしそれ以前に「人を頼れるような性格になる」というところが大きいんじゃないかと思います。
人を頼るということはホントに難しいですよね。
大学までのわたしはすごく苦手でした。
なんでも一人でやろうとして、いつもツラい思いをしているタイプです。
しかも苦労を美徳とする世の中ですから、周囲は1人で頑張るわたしを「真面目だね」とかいって褒めてくれるんですわ。
チームでうまく結果を残す人間たちがズルをしてるように見えて、さらに孤独になるという負の連鎖。
しかしニートになったらそれどころではありません。
ワラをも掴む思いで、人の手は存分に借ります。
助けを受けることで後から制裁をうけるんじゃないかという意味不明な誤解もあったものの、実際はただ視界が晴れわたり生きやすくなっただけ。
1人で戦いぬく姿勢もムダだとは思いませんが、かなり遠回りな努力をしていたと感じます。
この経験から、人を頼れるような性格になるためには無謀なことにチャレンジするというのが1つの手だと学びました。
世界一周に飛びだすというのもイイでしょう。
ぬまっちさんの場合は、そもそも人を頼る素質があったのかもしれませんがw
「人を頼ってばかりの生き方が素晴らしいのか?」という話にもなりますが、わたしは素晴らしいと思います。
苦手なことやツラいときは助けてもらい、代わりに得意なことや余裕があるときに力を貸す。
協力こそが人間の強みですからね。
いつも支援をいただいた時に感じるのが、「助ける・助けられる」の関係から生まれたつながりは特別な強さがあるなぁということ。
クラウドファンディングなどで投資をする人の一部は、そこでの人間関係を目的としているらしいです。
であれば救いの手は拒むのではなく、より大きな価値でお返しをするほうがお互い幸せになれるんじゃないかと。
ベトナム・ハノイ情報マガジン「VIETHICH」とは?
今回わたしが文字起こしを担当したのが、ベトナム・ハノイの情報を扱っている「VIETHICH(ベティック)」というブログの記事です。
この「VIETHICH」は、ベトナム・ハノイに在住している日本人女性のHalcaさんという方が運営しています。
ベトナムのサービスや店舗など、あらゆるものの紹介を日本人の感性で伝えてくれます。
日本人でベトナム在住の方や、ベトナムに訪れるという方にはかなりタメになる情報ではないでしょうか。
Halcaさんのほか、ブログに登場する方々も日本人が多いです。
ベトナム在住の日本人が運営する旅行代理店や美容室の情報など、ここでしか得られない貴重なものばかり。
ハノイのヘアケアお悩み相談・第1弾(Panasonicドライヤ―編)VIETHICH
Halcaさんはずいぶん昔からわたしの放送を見てくださっており、よくベトナムに誘ってくれますw
まだ行くことはできてませんが、いずれベトナムに訪れるときはVIETHICHを参考にするでしょう。
わたしが読んだ中で面白かったのは、マッサージ店にHalcaさんが飛びこみ取材した記事です。
【ハノイ】飛び込みでマッサージ店に入ったら、どうなるか試してみたVIETHICH
ベトナムの美容室って、美人なお姉さんが行き届いたサービスをしてくれるとか聞くじゃないですか。
YouTubeで動画も上がってたりしますが、華々しすぎてちょっとアヤしいですよねw
実際はどうなのか、そんな気になるところを突撃して紹介する記事などがあります。
ベトナムといえば今まさに注目が集まっているアツい国ですから、新鮮な情報が得られるだけでもかなり価値のあるブログだとは思います。
とくに文字起こしをさせてもらったようなインタビュー記事だと、様々な視点からベトナムに可能性を感じた人たちの声をきくことができました。
日本にいる人が読んでも、ベトナムへ行った気分になれるのがイイですね。
まとめ
支援だけじゃない?クラウドファンディングが注目されるワケ